木造建築の一戸建て住宅で、エアコンの効率が悪くなったように感じていたら、外壁塗装のリフォームを検討してみると良いでしょう。見た目を気にしなければ、外壁塗装はリフォームをしなくても、暮らせてしまいます。雨漏りや設備の故障と違って、外壁塗装はトラブルになりにくいからです。しかし外壁塗装も時間の経過とともに劣化します。

気づいていないだけで、さまざまな弊害が発生している可能性があります。もしも真夏のエアコン効率が悪くなったように感じているのなら、断熱効果が弱まっている可能性が高いです。断熱効果が弱まるのは、必ずしも断熱材だけの劣化ではなく、外壁も大きく影響しています。自分でもできる簡単な診断方法は、外壁を触ったときに指先に粉が付着するかどうかを確認することです。

劣化していると粉が付着します。劣化の程度が激しいと、指でなぞった外壁から粉が吹き飛びます。粉は劣化した塗膜が砕けたものです。劣化している塗膜を安全にはがして、再塗装をすれば、外壁保護効果を復活させることができますし、結果として断熱効果も復活します。

常に最新の塗料を調べるように心がければ、新築のときとは見違えるほど効果的に断熱性能が備わっている塗料に気づくことができます。低予算で済ませたいところですが、断熱効果を高めたいと意識するのなら、必ず三回塗り施工を依頼しましょう。あるいは、応急処置的な塗りと三回塗りとの違いを工務店に質問して、説明してもらっておくと良いでしょう。応急処置的な塗りとは、亀裂を埋めたり、ひびわれを修繕し、雨漏り被害を改善するためのものです。

三回塗りで、外壁塗装の断熱効果が確実なものになります。

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