羽毛布団は長年使用していると外の側生地だけでなく、中にある羽毛も傷んできます。次第に以前ほどのボリュームがなくなって、寝心地も落ちてくることもあります。そうなるとリフォームが必要で、その作業としては古くなった布団の側生地をはがし、中に入っている羽毛を取りだして洗浄・乾燥を行なった後、足りない羽毛を足して新しい側生地で仕立てます。リフォームを行なうメリットとしては、古くなったものを捨てて新しいものに買い換えるわけではないので環境に優しいことが先ず挙げられます。

それに加えて高品質の羽毛が使われている場合、より長く使えるので経済的にプラスになることや布団そのものをシングルからダブルにしたり、ダブルからシングルにしたりすることもできます。羽毛布団のリフォームをお勧めするのは、側生地が汚れたり傷んだものや羽毛が飛び出してきたものだけでなく、全体的に布団のボリュームがなくなったり、羽毛に偏りや部分的なへたりが出てきた時です。また使用を初めて5年以上たったものや以前ほど温かさを感じなくなったもの、嫌な臭いがするものもリフォームを行なうほうがよいでしょう。ただこれにかかる費用はそれほど安いわけではありませんから、新しい羽毛布団への買い換えとどちらがお得かよく考えて決めましょう。

買い換えよりリフォームしたほうがよいのは、羽毛が高品質であり、羽毛の傷みが少ない、購入してから10年以内であるなどの場合です。

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