外壁塗装は、外壁を塗料などでコーティングする補修方法です。外壁は新築の場合には撥水力を持っており、水が染み込まない機能を有していますが、時間が経つとともに劣化します。劣化すると水が染み込み易くなり、外壁へのダメージが大きくなり最悪の場合には壁が剥がれてしまいます。それらを防ぐために行われる補修方法が外壁塗装になります。
外壁塗装のメリットは、外壁材を変えるよりも簡単に行えるという点で、費用も安いというものがあります。一方で外壁塗装といってもさまざまな塗料があり、メリットとデメリットがあります。塗料としてもっとも安いものがアクリル系塗料ですが、耐久年数は4年程度と短いデメリットがあります。そのため、現在では耐久年数も6年程度と長く価格も同等程度のウレタン系塗料が使われています。
一方で、主流として使われているのがシリコン系塗料で、10年以上保ちます。また価格もウレタン系塗料よりも少し高いだけで、費用対効果で優れています。また価格が高いものの耐久年数が20年程度あるフッ素系塗料や遮熱塗料、光触媒塗料など機能性塗料もあり用途に応じて利用されています。特に遮熱塗料は熱を遮る機能があり、光熱費を削減できるメリットがありますし、光触媒塗料では遮熱効果があり、さらに光を浴びることで汚れを浮かび上がらせ、雨で洗い流すことができるメリットがあります。
このため、いつまでも外壁を綺麗に保たせることができます。